夫婦で老後に必要なお金をシュミレーションしてみる
あなたは、以下のような不安をお持ちではありませんか？
- 先の見えない将来に不安を感じる
- 老後のお金を準備していない
- 子どもが生まれたばかり。教育費などこれからいろいろお金がかかりそう…
- 家のローンも残っている
- 車のローンもある
- 親が働けなくなり、介護の費用もかかる
- そろそろ家の修繕もしなくてはいけない
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これから先、どれぐらいお金が必要なのか、
収入と支出を具体的にシュミレーションすることで、
これらの不安に対して具体的に対策が立てられるようになります。
それでは、平均的なサラリーマン家庭をモデルに
考えていきましょう。
お子さんが一人いるだけで、成人するまでにかかる費用は
約3000万円と言われています。
無事に子どもを成人させたとしても、
今度は自分たち夫婦の老後にかかる費用は、
総務省の「家計調査」によると、平均一ヶ月約25万円。
仮に60歳で退職し、95歳まで生きるとして、かかる生活費は
25万円×12ヵ月×35年＝1億500万円
※60歳までの生活費は給料でまかなうとします。
平均的サラリーマンの年金は、夫婦で月23万円。
年金は65歳からなので、95歳まで30年間もらえるとして、
23万円×12ヵ月×30＝8280万円。
平均的サラリーマンの退職金は、約1200万円。
これらを合算すると、子供一人の夫婦の場合
【(収入)8280万＋1200万】－【(支出)1億500+3000万】＝－4200万円
ざっくりと計算しましたが、サラリーマンを退職する60歳までに
4200万円ものお金を貯めておかなければいけない計算になります。
例えば、あなたが今30歳だとしましょう。
30代の平均貯金額は約400万円です。
今のあなたは、この金額より多く貯金できていますか？
そして、400万円の貯金があったとして、
60歳までに残り4200万円－400万円＝3800万円
を貯めておかねばなりません。
60歳まで30年。
30年間で3800万円を貯めるとすると、
一年で約127万円貯めなければなりません。
いかがでしょうか。
一年間で127万円貯金するというのは、結構大変ですよね。
しかも、子どもが一人増えると、
さらに貯金しなければならない額は増加します。
自営業の方は、年金額が少ないのでさらに必要なお金は増加します。
もちろん、95歳以上生きるとなると、さらに増加します。
考えるときりがないので、この辺にしておきますが、
これだけのお金が、今後必要になってくるのです。
＞＞(3)老後にお金がないとどうなる？
どうやって資金を貯める？
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