こんにちは。間口大です。
今回は秋の味覚ということで、栗の保存食「甘露煮」を作ってみました。
↑栗はもらいものです
栗は好きなのですが、自分で生の状態から調理したことなどなかったので、ちょっとどんなものができるのか楽しみです。
男の料理ですので、細かい点は大目にみてくださいね。
栗の保存方法と甘くする方法
まずは、栗自体を保存する方法について書いておきます。
栗を保存するのは常温でも可能ですが、虫がついてしまうと食べられなくなりますので、冷蔵か冷凍で保存するのがオススメです。
また、天日干しをしたり、冷蔵で保存すると甘味が3倍ほど増します。
栗を甘くして長期保存したい場合には、まず一日天日干しをして、1ヶ月ほど冷蔵保存をして糖度を高めてから、冷凍保存すると良いようです。
- 一日天日干しする←甘くなる
- 冷蔵庫で約1ヶ月保存する←甘くなる
- 冷凍庫で長期保存する(冷凍してから約半年まで)
なお、ゆでてしまうと甘くならないので、糖度を上げたい場合には生のまま冷蔵保存してください。
下に挙げている栗の甘露煮は、煮沸消毒した保存瓶に煮汁とともに詰めた状態で、冷蔵庫で約1~2ヶ月保存できます。
栗の保存食「甘露煮」レシピ
1.水に一晩つけておく
まず、栗の皮を柔らかくして剥きやすくするために、水につけておきます。
一時間以上つけておけばある程度柔らかくなるようです。私の場合は一晩つけておきました。
ところで、栗の外側の固い殻の部分って、鬼皮っていうんですね。お菓子をよく作る人にとっては常識かもしれませんが、初めて知りました。
妻に聞いたら常識だと言われました。
2.栗のおしりの部分をザックリ切り落とす
栗のおしりの部分のザラザラしている所を、ザックリと切り落とします。
「ちょっともったいないなぁ」と思いましたが、おしりの部分は渋皮が剥がれにくいんだそうで、最初から切り落としてしまう方が後々ラクなようです。
3.鬼皮を手で剥く
手で鬼皮を剥いていきます。水にさらしておいたおかげで、鬼皮が柔らかくなり剥きやすくなっています。
4.渋皮を包丁でそぎ落とす
次に、渋皮を包丁でそぎ落としていきます。ちなみに、鬼皮は知りませんでしたが、渋皮という名称は知っていました。
渋皮を剥いたら、水にさらしてアクを抑えておきます。
5.煮る
水 600ml、砂糖 300gを鍋に入れ、砂糖を溶かして煮汁を作ります。
後で書きますが、水の量が多すぎました。水 400ml、砂糖 200gぐらいが丁度良いです。
煮汁に栗を入れ、30~40分ぐらい、柔らかくなるまで栗を煮ます。(途中、アクが出たらすくいます。)
みりん大さじ2(水600mlに対して)、塩少々を加えてさらに5分煮る。
できました。つまようじで刺してみたり、味見をしたりして柔らかくなっているかどうか確認しましょう。
6.煮汁を煮詰める
残った煮汁を煮詰めてトロトロにします。
取り出しておいた栗に煮汁をかけて完成です。
作ってみた感想
面倒だった所
鬼皮と渋皮を剥くのが面倒でした。(特に渋皮)
今回は妻と娘に手伝ってもらって時間を短縮しました。
専用の皮むき器を使うと、包丁を使うよりもラクに皮がむけるようです。
100円ショップにもあるようですが、皮を柔らかくしておかないと剥くのが大変だそうです。
上の動画のように、生のまま皮をラクに剥きたい方はこちらの皮むき器がおすすめです。
失敗した所
文中にも書きましたが、水の量が多すぎました。
鍋に水を入れると、400mlぐらいだと少なく見えてしまい、「これでは栗が浸らないのではないか?」などと余計なことを考えて、600mlに増やしてしまいました。
やはり分量通りにやった方が間違いがないようです。
砂糖の量は、水の半分で十分甘いです。糖分の取り過ぎは良くないので控えめに。
見た目を重視するなら
栗を鮮やかな黄色にして見栄えを良くしたいなら、最初に「くちなしの実」を加えて20分ほど弱火で煮るといいそうです。
そのまま冷めるまで置いておき、色を十分になじませてから煮汁を捨て、5の行程へ進みます。
誰かにあげる場合やお客さんに出す場合などに、見栄え良く仕上げたい方におすすめです。
味は満点でした
自分で作った自己満足感も手伝って、見栄えはともかく味は満点でした。子どもが喜んで食べてくれたのが何よりうれしかったです。
みなさんも、食欲の秋に栗の保存食の定番「甘露煮」を作ってみてはいかがでしょうか。
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>>副業で感じていた違和感