手賀沼サイクリングロード①

このブログでも何度か取り上げていますが、私の趣味は自転車ツーリングです。
大学の自転車ツーリングサークルに入ったのが、自転車を始めたきっかけでした。

ランドナーで自転車ツーリングにはまる

当時はランドナーという車種に乗っていました。
金額は10万円前後だったと思います。

ランドナーとは、ドロップハンドルを採用していたりと、形はロードレーサーに似ています。
が、荷物をたくさん積めるように頑丈な作りになっていたり、ラフな道でも走れるようにタイヤが少し太かったりと、長距離を走るのに適した作りをしています。

大学時代には、春と夏の休みにそれぞれ2週間ほど合宿へ行っていました。
行先は、北海道、東北、信州、四国、九州があり、1年生の春から3年生の夏までで全て周ります。

コンロ、まな板、鍋などを積んで自炊をして、テント、寝袋、着替えなども積んでそれぞれの土地でキャンプ生活を楽しみます。
泊まるところはだいたいキャンプ場が多いですが、キャンプ場がない場所もありますので、そんな時には公園や河原などに泊まることもありました。

その時の経験から、自転車で一人旅もできるようになり、公園を転々と泊まり歩いて安価な旅行を楽しんできました。

その後、社会人になり、最初に入った会社を体調不良から1年で退職してしまいました。
だいぶ気分がすさんでしまい、「このままではいけない」と一念発起して、自転車で日本縦断旅行をしたこともあります。

この時の経験は、今でも自分の自信になっているというか、あれが出来たのだから、大抵のことは大丈夫だろう、というような気持ちが自分の根底にあるような気がします。

二代目はコンパクトな折り畳み自転車・BD-1W

そんな一代目の自転車ですが、いろいろガタが出てきて、修理を重ねながら使っていました。
そのころは東京で一人暮らしをしていたため、都会で走りやすいようにもっとコンパクトで小回りのきく、ついでに長距離も走れそうな折畳み自転車を探していました。

いろいろと探した結果、ドイツ製のBD-1Wという自転車を買いました。
その時に長年連れ添った一代目の自転車は泣く泣く処分しました。

BD-1Wはフロントギアが2枚、リアギアは7枚あるので14段変則です。
これならけっこうな坂道でも登れそうです。
価格ははっきり覚えていませんが、10万円前後だったと思います。

BD-1Wに乗ってみて、結論としては、街で走るには良いですが、長距離にはちょっと向いていないかなと感じました。
タイヤが小さいから?かスピードも出づらいし、荷物もたくさんは積めないし、多めに積むとギシギシきしむし、ハンドルバーも横一直線の形状なので、ドロップハンドルのように手の位置をいろいろ変えることで疲れを軽減することもできないしで、早々に長距離を走るのは諦めました。

それからは、仕事が忙しかったこともあり、しばらく長距離ランからは遠ざかってしまうことになります。
BD-1W自体にも乗らなくなっていました。

それから何年かして、また体調が悪くなり、精神的に落ちていた時に、「このままではいけない」という思いから、再び自転車に乗ろうかなと思い始めました。
BD-1も手入れを全くしていなかったのでボロボロでした。

街の自転車屋さんでは整備に対応してくれないので、専門のサイクルショップへ行き、整備を依頼しました。
「整備にこんなにとられるの?」
と思うほどの金額(8万円ぐらいだったかな?)でしたが、とりあえず部品交換なども含めて整備してもらいました。

整備が終わって帰ってきたBD-1Wは、相応の金額をかけただけあって、それなりに快適な乗り心地にはなっていました。

当時はすでに柏市に住んでいて、手賀沼など近場を走って感覚を取り戻していきました。
そのうち長距離を走りたい気持ちが沸々とわいてきました。

三代目はグラベルロードバイク

ちょうど、近くに本格的な自転車専門店ができていたので、特に何も決めずに行くだけ行ってみました。

店員さんに「ランドナーみたいに荷物を積んで、長距離を走れる自転車を探しているんですけど…」
と告げると、グラベルロードバイクなるものを勧めてくれました。

グラベルロードバイクは、見た目はランドナーよりスタイリッシュで格好いいような気がします。
自転車もご無沙汰でしたので、ギヤを手元で変えられるようになっているのを知って驚きました。

荷物を積むためのキャリア(荷台)とか、サイクルメーター、フロントバッグ、サイドバッグなど、長距離ランに必要な装備をその自転車屋さんでひととおり揃えました。(接客に応じてくれたお兄さんが感じ良かったので)

金額は全部で20万円弱ほどかかりました。

自転車が納車され、5年ほど前のGWに10日間かけて千葉県一周ランに行きました。
久しぶりの泊りがけツーリングだったので体力的に大変でしたが、自転車自体はとても快適な走りで、何も問題はありませんでした。

ただ一点、サドルがちょっと固くて、旅行中おしりがかなり痛くなりました。

ツーリングから戻り、自転車屋のお兄さんに相談したところ、長時間乗り続けてもおしりが痛くなりにくい、ジェル入りのサドルを勧められたので、そちらに交換しました。

これで、装備的には完全体になったと感じています。

その後も、現在まで何も問題なく乗り続けています。

GWや夏休みなど長期間休みがとれる日には、たまに長距離ランに行きますが、普段は主に手賀沼を走ることが多いです。
サイクリングコースが完備していて走りやすく、トレーニングにもなるし、適度に自然も感じられてストレス解消にもなります。

手賀沼サイクリングのおすすめスポット

柏ふるさと公園

私が手賀沼を走る際のスタートは柏ふるさと公園からです。

柏ふるさと公園
柏ふるさと公園

柏ふるさと公園には桜の木が多く植えられていて、春には満開の桜が美しく咲き乱れます。

柏ふるさと公園の桜①
柏ふるさと公園の桜②

手賀沼を左に見ながら「道の駅しょうなん」方面へ進みます。

手賀沼①
手賀沼②
手賀沼③
手賀沼の白鳥

4kmほど走ると手賀大橋が見えてきます。
手賀大橋付近には、「道の駅しょうなん」や「手賀沼温泉 満天の湯」があります。

道の駅しょうなん

道の駅しょうなん レストラン看板
野菜レストラン SHONAN

道の駅しょうなんは、数年前に大幅にリニューアルしたらしく、昔とだいぶ様子が変わって立派になっていました。
地元で採れた野菜などを使ったレストランや、大きな建物の中に名産品の直売所などが入っています。

道の駅しょうなん①
道の駅しょうなん②

キッチンカーなども何台かあり、休みの日には多くの人でにぎわっています。

道の駅しょうなん キッチンカー

天然温泉 満天の湯

天然温泉 満天の湯

道の駅しょうなんの向かい側には、「天然温泉 満天の湯」があります。
こちらも休みの日は多くの人で混雑しています。

意外と知られていないかもしれませんが、奥まったところにひっそりと足湯があり、無料で入ることができます。
自転車で走った帰りがけに、ちょっと足湯に浸かって帰る、なんてこともたまにしています。

満天の湯 足湯①
満天の湯 足湯②

満天の湯は、サウナ2種類、内風呂5種類、露天風呂5種類と、かなり広くて充実した設備を誇っています。
しかし、土日祝日はとにかく混むので、あまりゆったりとした気分にはなれないかもしれません。

別料金になりますが、岩盤浴ゾーンに行けば土日祝日でもあまり人がいないので、ゆったりくつろぐことができます。
3種類の岩盤浴が楽しめます。

わたしは、まずお風呂に入ってから1階の「季膳房」で食事をし、2Fにある「いやし処」のリクライニングチェアーに座って読書をしてゆったり過ごすのが好きです。

農産物直売所 満天市場
農産物直売 満天市場

手賀大橋をくぐり抜け、さらに自転車で進んで行きます。
手賀大橋を抜けると、人通りが少なくなってくるので、より快適に走れるようになります。

手賀沼サイクリングロード②

手賀沼沿いには、随所に展望台やベンチが点在しているので、手賀沼をゆっくり眺めるのも良いでしょう。

手賀沼サイクリングロード①

5kmほど進むと曙橋があり、そこを折り返し地点としています。
駐車場にあるトイレで用をたして、屋根のあるベンチで10~15分ぐらい休憩するのが私のルーティンです。

手賀の丘公園で自然散策

手賀の丘公園

もう少し自然を楽しみたい時には、帰りに「手賀の丘公園」に寄ります。
公園内の「どんぐりの家」前にある駐輪場に自転車を止め、森林の中を散策します。

手賀の丘公園センター どんぐりの家

この公園には、多くの緑に囲まれたキャンプ場やアスレチックがあります。

手賀の丘公園 アスレチック
手賀の丘公園 恐竜すべり台
恐竜のすべり台
手賀の丘公園 吊り橋
吊り橋
手賀の丘公園 キャンプ場
キャンプ場

奥の方へ歩いていけば、人があまりいないので、リラックスして自然に浸ることができます。

手賀の丘公園の自然①
手賀の丘公園の自然②
手賀の丘公園 あやめ池
あやめ池

公園内の高台から手賀沼を眺めるのが好きです。

手賀の丘公園からの眺め
高台から手賀沼を眺める

ひととおり自然を満喫したら、サイクリングロードまで戻って、手賀大橋経由で柏ふるさと公園に帰ります。
ふるさと公園のベンチで10~15分ほど休憩して家路に着きます。

以上がわたしの手賀沼サイクリングおすすめの楽しみ方です。
家から出発して戻ってくると、20kmを超えていますので、手軽に自転車を楽しむにはなかなか良いコースだと感じています。
ご参考になれば幸いです。

------------------------------------------------
好きなことを副業にしてみませんか?
詳しくは私の「副業体験談」をお読みください。
>>副業で感じていた違和感