年をとると白髪が増えてきます。
あえて生えてきた白髪をそのままにして、ロマンスグレーを楽しむのも一つの手だと思いますが、わたしは部分染めをやっています。
もともとわたしは若白髪で、目立つほどではありませんが小学生のころからやや白髪が生えていました。
40代後半あたりから両サイドの白髪が少し目立つようになってきまして、昨年妻から「こんなに白髪生えてたっけ？」と言われたのを機に、白髪染めを検討し始めました。
白髪染めというと、髪を傷めてしまうイメージがありました。
白髪染めの種類には、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナカラー、白髪染めトリートメント、白髪染めシャンプーなどがあります。
ざっくり言いますと、染まりやすく色持ちが良ければ髪が傷む可能性は高くなり、髪に優しければ染まりにくく色持ちが悪いということになるようです。
わたしは頻繁に白髪染めをするのは面倒だと思っていたので、染まりやすく色持ちの良い「ヘアカラー」を選びました。
わたしの場合、だいたい2ヶ月に1回の頻度でヘアカラーで白髪染めをしています。
それでは、写真を交えながらやり方などをご説明していきます。
ビゲン香りのヘアカラー
わたしが使用しているのは、白髪染めヘアカラーの中で評価の高かった「ビゲン香りのヘアカラー」クリームタイプです。
女性用ですが、男性が使用しても特に問題ありません。
「ビゲン香りのヘアカラー」のクリームタイプは、色が16種類選べます。
わたしはノーマルな黒髪なので、一番暗い「6ダークブラウン」を選びました。
中には、以下のものが入っています。
・ヘアカラー1剤
・ヘアカラー2剤
・ミックストレー
・コームブラシ
・手袋
・取り扱い説明書
肌に合うかどうかを調べるパッチテスト
まずは、染める2日前にヘアカラーが肌に合うかどうかパッチテストをします。
パッチテストのやり方は以下のとおり。
少量のヘアカラー剤を腕の目立たないところに塗り、皮膚に異常が現れないかのテストです。
- ミックストレーに1剤と2剤を少量ずつ出し、綿棒で混ぜる
- 混ぜたクリームを、綿棒で腕の内側に10円硬貨大にうすく塗る
- 自然に乾燥させ、そのまま触れずに48時間放置する
- 30分後と48時間後の2回、テスト部位を観察する
※皮膚に異常があった場合はクリームを洗い落し、ヘアカラーはしない - 48時間後、異常がなければヘアカラーをしてもOK
皮膚に異常が見られなければ、使用可能です。
ヘアカラーを塗る前の準備
汚れ対策として、ヘアカラーが皮膚に付かないよう、髪の生え際に油性のハンドクリーム等を塗っておきます。
油性クリームが髪につくと染毛効果が薄れますので、髪につかないよう皮膚だけに塗ってください。（下の画像の薄い赤部分に油性クリームを塗るイメージです）
わたしは耳にヘアカラーがつかないように、ダイソーでイヤーキャップを買ってきて付けています。
着る服は、ジップやボタンなどで前開きになっているものが良いです。
髪にヘアカラーを塗るので、上から脱ぎ着するタイプの服ですと服が汚れてしまいます。
衣服に汚れがつかないか心配な場合は、化粧ケープやタオル等で衣服をガードします。
ヘアカラーの使用方法
まず、ミックストレーにヘアカラー1剤と2剤を同量出します。
足りなければまた出せばいいので、塗る面積に合わせて適当に出してみましょう。
何回かやっているうちに、適切な量がわかってきます。
チューブに残っているヘアカラークリームは、次回も使えます。
次に、コームブラシのブラシ側で1剤と2剤をよく混ぜます。
混ぜたクリームを白髪の目立つ部分に塗ります。
ブラシ側で髪に塗り、反対のコーム側で伸ばしてなじませる感じです。
わたしは生え際だけ気になっているので、両サイドと正面の生え際に塗りました。
ヘアカラーを塗ったら、そのまま20分ほど放置します。
20分経ったら洗い流します。
よくすすいで、シャンプーを2回しっかりします。
コンディショナー等で仕上げて、よく乾かします。
使用前、使用後の比較写真はこちらです。
白髪が目立っていた両サイドが、目立たなくなりました。
色も髪になじんでいて違和感はありません。
わたしが「ビゲン香りのヘアカラー」を買った時の金額は税込617円でした。
昨年の4月に買って、10ヶ月ほど経ちましたが、まだ結構残っています。
美容院ではカラーリングのみで5000～8000円が相場のようですので、それに比べたらはるかにコスパは良いと思います。
白髪が気になり始めた男性は、対策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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