前回に引き続き、わたしが現在見ているドラマを今回は4本ご紹介していきます。
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>> 2023 現在見ている春ドラマの感想①
ソロ活女子のススメ3
水曜 深夜25:00~/テレ東
出演:江口のりこ、小林きな子 ほか
あらすじ
朝井麻由美の人気エッセイ本「ソロ活女子のススメ」(大和書房)を原案にドラマ化した3作目。
主人公の五月女恵(江口のり子)は、「ひとりの時間を楽しむための活動=ソロ活」を愛する出版社勤務の契約社員。
今日も「ソロクルーズ」「ソロ温泉宿」「ソロサンリオピューロランド」などソロ活にいそしみ、最高の自己セラピーを体現していく。
感想
たしかに最近は一人で行動していても、あまり変な人だと思われない風潮になってきているような気がする。
大学生のころ、後輩がこんなことを言っていた。
「学食で一人で食べていると、友達いないんじゃないかって思われるからできないですね~。」
日本は特に友達至上主義のような空気があって、友達がいない人はコミュ障で劣った人間だ、というようなレッテルを貼られてしまいがちだと思う。(たしかにそういう側面もあるとは思うが)
だから、一緒にいたくもない人とつるんでいたり、疲れるけど誰かと行動している人も多いんじゃないだろうか。
今はいい意味で個人主義的な雰囲気が醸成されてきているので、昔より一人で行動しやすくなったのは良い傾向だと感じる。
ところで、このドラマは主人公が一人で行動しながら、脳内の考えを一人語りで伝えてくれる。
テレ東の大ヒットドラマ「孤独のグルメ」と同じ方式だ。
娘がこのドラマを見た時、「孤独のグルメとそっくりだ」と言っていた。
まぁ、見せ方は同じかもしれないけど、「ソロ活」と「ひとり飯」というテーマが異なるし、実際面白いので私は良いと思っている。
売れるフォーマットを使い回すのは商業の世界では当たり前ですしね。
あなたがしてくれなくても
木曜 22:00~/フジ
出演:奈緒、岩田 剛典、永山瑛太、田中みな実
あらすじ
原作は「漫画アクション」に連載中のハルノ春による同名コミック(双葉社刊)。
主人公・吉野みち(奈緒)は、建設会社に勤めるOL。
カフェの雇われマスター・吉野陽一(永山瑛太)と結婚して5年になり、仲は良いのだがセックスレスが2年続いている。
一方、みちの上司・新名誠(岩田剛典)は仕事ができてルックスも抜群、社内に隠れファンも多い。
誠の妻・新名楓(田中みな実)はファッション雑誌の副編集長をしているバリキャリ。
仕事にのめり込み過ぎて誠とはすれ違いが多く、こちらもレス状態。
陽一に約束をすっぽかされたみちが会社帰りに缶ビールを飲んでいると、誠が通りがかり一緒に飲むことに。
酔ったみちが夫とセックスレスであることをカミングアウトしてしまい、誠も妻とレスであることを打ち明けて。。。
感想
今季一番、続きを楽しみにしているドラマです。
奈緒と岩田剛典の演技が気に入っています。
奈緒は、2022秋ドラマの「ファーストペンギン」を見て演技が上手いなと思いました。
最近、2021年公開の映画「君はそいつらより永遠に若い」を見て、ますます好きになりました。
犯罪に巻き込まれた経験のある女子大生役が、影があってとても良かったです。おすすめです。
岩田剛典は、同じく2022秋ドラマの「一橋桐子の犯罪日記」に出演し、犯罪歴を持つパチンコ店の店長役を好演していました。
めちゃめちゃカッコイイというのはもちろんありますが、演技に色気があり、強く印象に残っている俳優さんでした。
今回のドラマでは、セックスレスというテーマのもと、W不倫やEDなど夫婦間の問題を浮き彫りにしています。
惹かれてはいけない相手だとわかっていながら、お互いに惹かれていく様子が、もどかしくも切ないです。
ちなみに、田中みな実演じるバリキャリの新名楓は、価値観がまったく合わないので絶対に結婚したくないタイプです。
夫婦が壊れるとき
金曜 深夜24:30~/テレ東
出演:稲森 いずみ、吉沢 悠、優希 美青、内田朝陽
あらすじ
イギリスで放映され各賞を総なめにしたドラマ「女医フォスター 夫の情事、私の決断」を日本オリジナル版としてリメイク。
夫と子どもに恵まれ、病院の副院長として順風満帆な人生を送る陽子(稲森いずみ)。
札幌出張から帰った夫(吉沢悠)と深く愛し合った翌朝、夫のジャケットから女物のリップが転がり落ちた。
その日、夫のマフラーから自分のものではない長い髪の毛も見つけてしまう。
やがて不倫の確証を得た陽子は、家、親権、財産、すべて失うことなく、夫のみを自分の人生から排除する決意をする。
感想
結婚していると、やはり夫婦もののドラマは共感するところもあるのでつい見てしまう。
そこへ不倫やら裏切りやら復讐など人間臭いドラマが加われば、それが残酷であればあるほど目が離せなくなる。
そもそも男性と女性では本能も役割も体の構造も異なる。
動物に備わっている「子孫繁栄を願う生存本能」により、男性は精子をばらまき、女性は一人の精子を受け取って長い年月をかけて子どもを育てるように作られている。
つまり、男性は複数の女性と関係を持ちたがり、女性は一人の男性を愛するようにできているのだ。
不倫を擁護するわけではないが、そもそも男性と女性の本能と役割が異なるわけだから、男性が複数の女性と関係を結びたがるのも仕方がないし、結婚という形もそろそろ変化していく必要があるのではないかと本音では思っている。
ちょっと話がそれてしまったが、その男と女の本能の違いがあるからこそ、不倫というものは無くならないし、このような面白いドラマも無くならないのである。
シガテラ
金曜 深夜24:12~/日テレ
出演:醍醐 虎汰朗、関水 渚、長谷川 慎
あらすじ
原作は「行け!稲中卓球部」で爆発的人気を得た漫画家・古谷実の同名作。
高校2年生の荻野優介(醍醐虎汰朗)は、同級生の谷脇(長谷川慎)から執拗ないじめを受けている。
ふとしたきっかけからバイクに興味を持ち始めて教習所に通い始め、そこで南雲ゆみ(関水渚)と出会い、付き合うことに。
しかし、趣味と恋愛により順風満帆だった日常が、やがて非日常に侵されていく。。
感想
関水渚が出演しているので見始めました。
関水渚は、2023年冬ドラマの「ハマる男に蹴りたい女」に出演していて、メガネ姿とツンデレな態度にめちゃめちゃハマってしまいました。
今一番気になる女優さんです。
主演の醍醐虎汰朗も、ちょっとバカっぽくて頼りない感じの独特な演技がとても好印象です。
ドラマの序盤は、荻野をいじめていた谷脇が拉致監禁されて耳をそがれるなど、かなりハードな内容でドキドキしながら見ていました。
どうなるのかと思っていたら、谷脇はあっけなく助けられて戻ってきました。
今は一話完結的な話が続いていて、面白いのは面白いのですが、最初に比べると少し肩透かし気味です。
今後のもうひと展開に期待しています。
興味がわいたドラマはありましたでしょうか?
次回へ続きます。
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>>副業で感じていた違和感