今年はコートを買おう
わたしはコートを2着持っています。
黒に近いチャコールグレーと、かなり明るめのベージュのコートの2着です。
コートは高価なので毎年は買えません。
3年に一枚ぐらいの間隔で買っています。
今年はダークブラウンのチェスターコートを買おうと考えていました。
いままでは、恰好良さそうなコートを試着して、気に入ったら買うという感じで、色以外には特にこだわりはありませんでした。
最初に合わせやすく無難なチャコールグレーを買い、一枚目が暗い色だったので、雰囲気が変わるように二枚目は明るめの色にしました。
2着とも襟の形はイタリアンカラーです。
あまりコートの種類については知らなかったので、襟の形にもとくにこだわりはありませんでした。
今年は以前から、新しいコートを買おうと思っていました。
チャコールグレー、明るいベージュ、ときたので次はネイビーかダークブラウンと考えていました。
ネイビーはジャケットで2着持っているので、ネイビーばかりになるのもアレなのでダークブラウンに決めました。
ステンカラーコートかチェスターコートで少し悩んで、チェスターコートの方が上品でカッコいいと感じたので、チェスターコートにしようと思いました。
新宿で撃沈
まずは有料会員になっているタカキューから探し始めました。
しかし、タカキューのオンラインショップを見ると、そもそもダークブラウンのチェスターコートは販売されていませんでした。
近くのイオンモール柏店にも行きましたが、気に入るコートがありません。
買物券もあるので、なるべくタカキューで買いたいとは思っていました。
そこで、11/4(金)は池袋に出社だったため、会社帰りにタカキュー新宿本店に行ってみました。
ひょっとしたら、新商品や掘り出し物があるかもしれないと思っての行動です。
しかし、やはりダークブラウンのチェスターコートはありませんでした。
新宿本店は1Fがカジュアルメインで2Fがスーツメインという構成でした。
1Fでいろいろコートを見た後に、2Fにも行ってみました。
2Fに上がると、店員さんが2人いて、それぞれ接客中でした。
いくつかコートがあったので、何着か試着していました。
すると店員さんが声をかけてきました。
「全く同じコートが1Fにもあるので、ご案内しますよ」
わたしは「なんで?」と疑問に思いました。
同じコートが1Fにあったとしても、2Fで試着しているんだからそれでいいじゃないか、という疑問です。
店員さんの後について階段を降りている時に、店員さんはこう言いました。
「1Fのほうが店員が多いので、相談できると思いますよ」
「なるほどね」と思いましたが、ちょっと待ってください。
それって単にお店側の都合ですよね。
お店側の都合で、試着中のお客をわざわざ別の場所へ移動させるってどうなの?と思ってしまいました。
店員が足りないなら、お客を移動させるのではなくて、1Fの店員を2Fのお客のところへ移動させるべきなんじゃないでしょうか?
しかも、わたしを1Fに連れて行った店員さんは、コートの場所を教えただけでさっさと2Fへ戻ってしまいました。
店員さんと相談できるから1Fへ連れてきたのに、誰か店員さんをつけてくれるわけでもありません。
そして、試着しているあいだ中、1Fの店員さんは誰も話しかけてきませんでした。
これなら2Fで試着していても同じゃないですか。
何のために移動させられたんだかよくわかりませんでした。
結局、タカキュー新宿本店では気に入ったものがなかったので、何も買わずに出てきました。
せっかく新宿に来たのだからと、ルミネや伊勢丹メンズ館などにも行ってみましたが、ちょっとわたしには場違いだなと感じました。
ルミネはわたしとって年齢層が若すぎるし、伊勢丹メンズ館はわたしには高級すぎました。
新宿で撃沈して家路に着きました。
北千住で撃沈
ここ数日、ネットでダークブラウンのチェスターコートを探していて、よさそうなものがありました。
ショップ名は伏せますが、それは北千住のルミネに入っているお店でした。
帰りの電車の中でそのことを思い出し、せっかくなので北千住にも寄ってみようと考えました。
日暮里で常磐線に乗り換えて、北千住で降ります。
北千住のルミネは初めてです。
電車の中でルミネのセールについて調べていたら、11/10からルミネのバーゲンが始まるようです。
クレジットカード会員(年会費無料)は10%OFFになるようです。
ルミネに入り、適当に歩いているとすぐに目の前にお目当てのお店が現れました。
お目当てのダークブラウンのチェスターコートもすぐに見つかりました。
見てみるとSサイズしか置いてありません。
店員「ご希望のサイズがあればお出ししますよ」
わたし「LとXLを試着したいんですけど…」
店員「さっき来たお客さんもLとXLを試着したんですけど、XLは袖が長いと言っていたので、Lで大丈夫だと思いますよ」
わたしの心の声「両方着比べて決めたいんだけどなぁ…」
しばらくして店員さんがLサイズを持ってきました。
店員「どうですか?」
わたし「いい感じだと思いますが、かなり寒がりなので中にたくさん着こんでもLで大丈夫ですかね?」
店員「インナーに着るとなると、ユニクロさんのダウンベストとかだと思いますが、ダウンベストなら胸のあたりもまだ余裕がありますので着ても大丈夫ですし、ベストだから腕部分は問題ないのでLサイズで大丈夫ですよ」
わたしの心の声「ダウンベストなんて着ないんだけどなぁ…。しかもユニクロって…。わたしにはユニクロがお似合いってこと?まぁたしかにユニクロを着ることもあるけど、ちょっと失礼だなぁ…。」
わたし「中に着るのはカーディガンとかセーターなんですけど…」
店員「厚みのあるカーディガンだとつり革を持つ時などに腕を上げると、少し窮屈に感じるかもしれませんが、こちらにあるような厚さのカーディガンでしたら大丈夫ですよ。」
そのうち、ルミネのセールの話になりました。
店員「実は11月10日からルミネのセールが始まるんですよ。ルミネカードはお持ちですか?」
わたし「持っていませんけど、コートを買うなら加入しようかなと思っています」
店員「それでは今、ルミネカードの紹介状をお持ちしますよ」
けっこう長い時間待っていると、ショップ名とスタッフ名の入った紹介状を持ってきました。
店員「ルミネカードに申し込む時に、こちらの紹介状をお渡しください」
わたしの心の声「それは別にいいけど、わたしに何かメリットがあるのかしら?店員の名前が書いてあるけど、ルミネカードを紹介したってことで、この店員に紹介マージンが入るんじゃないの?それならこの店員が得するだけだなぁ…」
わたし「わかりました」
店員「ところでこちらのコート、残り1着しかないのですがどうされますか?」
わたし「もう少し検討しようと思います」
店員「取り置きなどもできますが、どうされますか?」
わたし「取り置きはけっこうです」
このあと、しばらく残り1着ということを強調されて早くしないとなくなるといった煽りを受けました。
わたしは会話の途中から、この店員からは絶対に買いたくないと決めていたので、断り続けました。
すると、最後に店員はこう言いました。
店員「残り1着が売れてしまっても、お取り寄せはできますからね」
わたしの心の声「なんじゃそりゃ?じゃあ、残り1着だろうが関係ないじゃないか!」
わたし「そうなんですね、わかりました。」
そう言って、店をあとにしました。
このお店に来ることはもうないだろうと思いながら。。。
後編へ続く
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