さて、マカフィーさんの販売手法に少なからず不信感を抱いた私は、「セキュリティソフト買い替え」に向けて、とうとう重い腰を上げたのでした。
ここまでのいきさつについて、詳しくは前回の記事をどうぞ
>>セキュリティソフトを買い替える~促されるまま更新すると危険?
とりあえず、まずは比較サイトなどを見てみました。
ノートン、ウイルスバスター、ESET、カペルスキー、G DATA、F-Secureなど、聞いたことのある名前から、初めて聞いた名前まで色々あるようですが、まぁ私はそんなにセキュリティソフトに詳しいわけではありません。
今のパソコンを購入する前は、アバストという無料のアンチウイルスソフトだけでインターネットを使っていたぐらいですから…。
機能の比較表などを見ても、それ程大きな違いがあるようにも見えません。
「実際、有名どころのソフトであれば、そんなに変わらないのかもしれないなぁ」
などと思いながら見ていると、ひときわ目立つ文字が目に飛び込んできました。
「更新料ゼロ!」
更新料は0円の方がいいに決まってる!
セキュリティソフトというと、毎年更新料がかかるのがちょっと引っかかっていました。
今回、購入を検討し始めたのも、もとはと言えばマカフィーさんに更新を促されたのがきっかけです。
「更新料が無いなら無いに越したことはない。
というか、無い方がいいに決まってる!」
すぐに「更新料ゼロ」の製品とは何なのか、調べ始めました。
Windows10にバージョンアップしても更新料は無料なの?
「更新料ゼロ」をうたい文句にしているその製品は、ソースネクストさんで販売している「スーパーセキュリティZERO」というソフトでした。
しかも、価格も安い。
どういう場合に更新料がゼロになるのかと言いますと、「対応しているOSのサポートが切れるまで」が条件のようです。
つまり、Windows 10対応版の「スーパーセキュリティZERO」を購入すれば、Windows 10のサポートが終了するまで、更新料がかかりません。
そして、Windows 10対応版の「スーパーセキュリティZERO」で使用を推奨されているOSは、Windows Vista/7/8/8.1/10です。
推奨されているこれらのOSであれば、そのOSのサポートが切れるまで更新料無料で使い続けることができます。
たとえば、私のパソコンのOSは現在Windows 8.1です。
この時点でソフトをインストールし、そのまま10にアップグレートしなければ、8.1のサポート終了時点で期限切れとなります。
しかし、パソコンのOSがWindows 7/8/8.1の場合、Windows10には無料でアップグレードできます。(期間は2016年の7月28日まで)
Windows 8.1の時点で「スーパーセキュリティZERO」をインストールして、今後Windows 10にアップグレードすれば、そのままWindows10のサポート終了時点まで使えるということです。
↑ここ、すごく大事です。
OSをアップグレードしたら「スーパーセキュリティZERO」を買い直さないといけない、と勘違いしている人が意外に多いようです。
パッケージに書いてあったのですが、OSがWindows10の場合、2025年10月14日まで更新料無料で使えるようです。
OSと期限をまとめると以下のようになります。
- Windows 10 → 2025年10月14日まで
- Windows 8/8.1 → 2023年1月10日まで
- Windows 7 → 2020年1月14日まで
- Windows Vista → 2017年4月11日まで
Windows 10へ無償アップグレードできるのは、Windows 7/8/8.1のみで、期間は2016年7月28日までです。
私もいずれWindows 10にアップグレードする予定ですが、今はまだ色々不具合が出る可能性もありますので、無償アップグレード期間が切れる1ヶ月前ぐらいにアップグレードしようかなと思っています。
そうすれば「スーパーセキュリティZERO」を2025年10月14日まで、更新料無料で使い続けられるということです。
ちょっとややこしいですが、伝わりましたでしょうか…
スーパーセキュリティZEROの評価・評判はどうなの?
さて、更新料がかからないと言っても、性能自体が悪ければ話になりません。
製品情報や購入者の口コミなどを調べてみました。
実際、ソースネクストというと、数年前まで販売されていたセキュリティソフトのレベルは、他社に比べて性能的に劣っていたようです。
しかし、今回の「スーパーセキュリティZERO」は、ソースネクストが開発したわけではなく、ルーマニアのSOFTWIN社が開発したアンチウイルスソフト「Bitdefender Internet Security」のウイルス検知エンジンを使用しています。
つまり、ソースネクストが「Bitdefender Internet Security」を日本仕様にして「スーパーセキュリティZERO」として売っているOEM製品ということらしいです。
そして、エンジンとして使われている「Bitdefender Internet Security」は、2013年にドイツで行われた「AV-TEST」の「ベストパフォーマンス(軽さ)」と「ベストプロテクション(防御力)」の2部門を受賞しています。
2014年にはオーストラリアの「AV-Conparatives」において、6種目のうち4種目で最高点を記録し、「プロダクト・オブ・ザ・イヤー2014」を受賞しました。
このように、世界的に認められている製品ですので、性能としては問題なさそうだとの判断に至り、このソフトを購入してみることにしました。
「昔のソースネクストのセキュリティソフトはひどかったが、スーパーセキュリティZEROは満足度が高い」という評価をしている人が多かったのも、決断の後押しになりました。
次回>>スーパーセキュリティzeroの価格と注意点へ続く
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>>副業で感じていた違和感